「ほおずきの笛、知っていますか?」
先日、患者さんと「お口の機能」についてお話をしていました。
最近は、子どもたちの中にも
噛む・飲み込む・唇や舌を上手に使うといった、お口の機能が十分に育っていないケースがあります。
そんな話をしていると、その患者さんが、
「私、孫に“ほおずきの笛”を教えているんですよ」と
ほおずきの笛! 懐かしいですね
ほおずきの実をやわらかくして、中身を上手に取り出し、口にくわえて音を鳴らす昔ながらの遊びです。
「それって、お口を使ういい遊びですね!」
と、話が盛り上がりました。
考えてみれば昔の遊びには、
シャボン玉を吹く
吹き戻しを吹く
笛を鳴らす
にらめっこで変な顔をする
遊びながら、唇や頬、舌を動かしたり、息を上手に使ったりする場面が、日常の中にたくさんあったんですよね。
もちろん昔の生活がすべて良かったというわけではありません。
でも、世の中が便利になったことで、
昔なら生活や遊びの中で自然にしていた「体や口を使う経験」が、少しずつ減っているのかもしれません。
だから今は、私たち歯科でも「あいうべ体操」など、お口の機能を意識して動かすことをお伝えするようになりました。
便利になったはずなのに、
便利になったからこそ、あえて「動かす」ことが必要になる。
なんだか不思議ですね
そして、この話をスタッフにしたところ……
「ほおずきの笛???」
なんと、みんな知りませんでした
えっ、知らないの?
……もしかして私も、
すっかり“昔の人”なのでしょうか(^_^;)
患者さんとの何気ない会話から、
昔の遊びには、今につながる知恵がたくさんあったんだなぁと気づかされた一日でした。
皆さんは、
「ほおずきの笛」知っていますか?
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