一般治療General
なるべく削らない、抜かない治療。
むし歯を削って詰めるだけのその場しのぎの治療では、歯を長く持たせることはできません。
歯を残すためにはできるだけ歯を削らない、抜かない治療を行い、
患者さま一人ひとりに合った最適な治療プランをご提案します。
なるべく削らない・抜かない、残っている健康な歯を少しでも多く残す治療に取り組んでいます。
歯を残すためにはできるだけ歯を削らない、抜かない治療を行い、
患者さま一人ひとりに合った最適な治療プランをご提案します。
なるべく削らない・抜かない、残っている健康な歯を少しでも多く残す治療に取り組んでいます。
むし歯の原因と対策
むし歯の原因となる3つの要素
むし歯は、歯質、細菌、食べ物の3つの要素に時間の経過が加わってできると言われています。
つまり、これら3つの要素が重なる時間が短ければむし歯になる可能性が低く、長ければむし歯ができやすくなるのです。
つまり、これら3つの要素が重なる時間が短ければむし歯になる可能性が低く、長ければむし歯ができやすくなるのです。
細菌
主なむし歯菌はミュータンス菌です。この菌はプラーク（歯垢）をつくり、また歯を溶かす酸をつくります。
対策
ご家庭での歯みがきや、歯科医院でのプラーク除去。
菌の活動をおさえるキシリトールやフッ化物の使用など。
唾液について
じつはスゴい！
唾液は魔法の水、自然のお薬
唾液は魔法の水、自然のお薬
1日の中で、唾液がいちばん多く出るのは食事の時です。ところが、現代人は唾液の量が少なくなっています。原因の一つに食生活の変化によって、かむ回数と食事の時間が極端に減ったことがあげられます。また食事の時に常にお茶や水を飲みながら、食べる“流し込み食べ”をすると体は唾液を出す必要がなくなってしまいます。その結果、むし歯や歯周病、食中毒になりやすくなったり、消化吸収に悪影響が出たりします。
体を守るために、唾液の分泌量を増やしましょう。よく噛むことで唾液がたくさん出てきます。唾液に含まれる成分にはたくさんの働きがあります。
体を守るために、唾液の分泌量を増やしましょう。よく噛むことで唾液がたくさん出てきます。唾液に含まれる成分にはたくさんの働きがあります。
さて、問題です。唾液は1日どのくらい出ているでしょう？
正解は1日1.5リットル
正解は1日1.5リットル
そんな唾液の働きとは？
①消化を助ける
だ液には、食べ物の中のデンプンを分解する酵素があり、食べ物がだ液と混ざると、その酵素が働いて食べ物を柔らかくし、胃で消化しやすい状態にします。
②飲み込む時の潤滑剤
食べ物はよく噛むことで細かくなります。更にだ液中のムチンの働きによって食べ物が軟らかくなり、食道表面がなめらかになるので飲み込みやすくなります。
③美味しいと感じるために
食べ物がだ液と混ざらなければ味を感じることができません。味を感じるのは舌ですが、舌はだ液中に溶け込んだ食べ物の味成分を知覚しています。
④がんの原因となる活性酸素を減少
だ液の構成物質のひとつであるペルオキシタｰゼは、食物内の発がん性物質がつくりだす活性酸素を酵素反応で分解します。
⑤むし歯になりにくい
口の中が酸性に傾くと、エナメル質の表面からミネラル分が溶け出し、むし歯になりますが、だ液の｢緩衝機能｣が口の中を中和して、むし歯を防ぐ働きをします。
⑥体内への細菌侵入をブロック
唾液中のリゾチームや免疫グロブリンといった抗菌物質は侵入してきた細菌を殺したり、抵抗する働きがあります。
⑦口腔内を守ります
口の中は常にだ液が分泌されています。だ液は食べかすを洗い流して、口の中を清潔にしたり、常に潤いを保っています。
⑧老化を抑える作用
最近アンチエイジングで注目されているパロチンは主に耳下腺で分泌されます。パロチンには筋肉や骨の発達を促進する作用があります。
①消化を助ける
だ液には、食べ物の中のデンプンを分解する酵素があり、食べ物がだ液と混ざると、その酵素が働いて食べ物を柔らかくし、胃で消化しやすい状態にします。
②飲み込む時の潤滑剤
食べ物はよく噛むことで細かくなります。更にだ液中のムチンの働きによって食べ物が軟らかくなり、食道表面がなめらかになるので飲み込みやすくなります。
③美味しいと感じるために
食べ物がだ液と混ざらなければ味を感じることができません。味を感じるのは舌ですが、舌はだ液中に溶け込んだ食べ物の味成分を知覚しています。
④がんの原因となる活性酸素を減少
だ液の構成物質のひとつであるペルオキシタｰゼは、食物内の発がん性物質がつくりだす活性酸素を酵素反応で分解します。
⑤むし歯になりにくい
口の中が酸性に傾くと、エナメル質の表面からミネラル分が溶け出し、むし歯になりますが、だ液の｢緩衝機能｣が口の中を中和して、むし歯を防ぐ働きをします。
⑥体内への細菌侵入をブロック
唾液中のリゾチームや免疫グロブリンといった抗菌物質は侵入してきた細菌を殺したり、抵抗する働きがあります。
⑦口腔内を守ります
口の中は常にだ液が分泌されています。だ液は食べかすを洗い流して、口の中を清潔にしたり、常に潤いを保っています。
⑧老化を抑える作用
最近アンチエイジングで注目されているパロチンは主に耳下腺で分泌されます。パロチンには筋肉や骨の発達を促進する作用があります。
いや〜唾液って凄いですね、このパワーを利用しない手はないですね「噛めば命の泉湧く」よく噛んで唾液をいっぱい出しましょう。
規則正しい食習慣でむし歯を予防しよう
食事やおやつをとるたびに、お口の中は数分で酸性になり、歯の表面のミネラル成分が溶かされはじめます（脱灰）。
40分ほど時間が経つと、唾液の働きによりお口の中が中性に戻り、溶かされた歯の成分がもとに戻されます（再石灰化）。
40分ほど時間が経つと、唾液の働きによりお口の中が中性に戻り、溶かされた歯の成分がもとに戻されます（再石灰化）。
もちろん、きちんとした歯みがきも大切です。
食事のあとは、しっかり歯をみがきましょう！
食事のあとは、しっかり歯をみがきましょう！
お口の中の細菌について
人のお口の中には、300～700種類の細菌が生息し、プラーク（歯垢）の中の70～80％は細菌で、便と同じくらいのレベルといわれています。
また、唾液中にも細菌は多く存在し、1mLあたり1～10億個で、歯みがきをほとんど行わない人では、1兆個もの細菌が存在しているといわれています。
さらに口の中は37度ほどに保たれ、唾液によって潤い、食べかすが停滞しやすいことから、細菌がとても繁殖しやすい環境です。
むし歯は、糖分によって増殖した細菌が産生する酸が歯を溶かすことで起こります。一方、歯周病は細菌が歯周ポケットで増殖して炎症を起こし、歯を支える骨を溶かすことで歯がぐらぐらになります。つまり、むし歯も歯周病も細菌感染症で、重度になると細菌が血液を通して全身に悪影響を及ぼすことがあります。口腔内細菌のもう一つの特徴として、細菌が歯の表面に堆積し続けるとバイオフィルムという強固な膜を作ることがあります。問題は、バイオフィルムはうがいや薬だけでは除去するのが難しいという点です。バイオフィルムを除去するためには、物理的な歯と口の清掃、つまり歯磨きや定期検診が不可欠です。
でも、逆に細菌の数や質を変えることが出来れば、むし歯や歯周病は予防できると言うことです。
当院では、スマートフォンを使って簡単に、お口の中の細菌を見ることができます。
そして、むし歯や歯周病の予防方法をご提案致します。
また、唾液中にも細菌は多く存在し、1mLあたり1～10億個で、歯みがきをほとんど行わない人では、1兆個もの細菌が存在しているといわれています。
さらに口の中は37度ほどに保たれ、唾液によって潤い、食べかすが停滞しやすいことから、細菌がとても繁殖しやすい環境です。
むし歯は、糖分によって増殖した細菌が産生する酸が歯を溶かすことで起こります。一方、歯周病は細菌が歯周ポケットで増殖して炎症を起こし、歯を支える骨を溶かすことで歯がぐらぐらになります。つまり、むし歯も歯周病も細菌感染症で、重度になると細菌が血液を通して全身に悪影響を及ぼすことがあります。口腔内細菌のもう一つの特徴として、細菌が歯の表面に堆積し続けるとバイオフィルムという強固な膜を作ることがあります。問題は、バイオフィルムはうがいや薬だけでは除去するのが難しいという点です。バイオフィルムを除去するためには、物理的な歯と口の清掃、つまり歯磨きや定期検診が不可欠です。
でも、逆に細菌の数や質を変えることが出来れば、むし歯や歯周病は予防できると言うことです。
当院では、スマートフォンを使って簡単に、お口の中の細菌を見ることができます。
そして、むし歯や歯周病の予防方法をご提案致します。
