冷たい水が歯茎にしみるのはなぜ？
虫歯があるわけではないのに、熱いものや冷たいものを食べた時、ハブラシの毛先があたった時など歯にしみるのは
代表的な知覚過敏の症状です。知覚過敏をおこす原因はいくつかあります。
○歯周病により歯茎が下がってしまう
歯茎が下がることで、歯の根元の象牙質が露出し知覚過敏の症状がおこります。
知覚過敏の症状が進むとしみるためしっかりと歯磨きができなくなり、さらに歯周病が進み悪循環になってしまいます。
○間違った歯磨き
毎日の歯磨きは大切ですが、強く磨くのはよくありません。
歯磨き粉をしみる時の予防効果を持った歯磨き粉に変更し、歯ブラシも毛先の柔らかいものに変えてみましょう！
○加齢によるもの
歯茎が下がることで、知覚過敏がおこりやすくなりますが、歯茎下がりの原因は、歯周病外にも加齢によるものもあります。
知覚過敏の症状は、一時的にしみても時間を置くことで症状がなくなったりします。
ただし、歯周病の場合は、そのままにしておくと症状が進行し、やがて歯が抜け落ちてしまうことになります。
○噛み締めなどによるもの
強い力が歯にかかり続けると、歯のエナメル質がタイルのようにポロポロ剥がれます。
そうすると象牙質が削れ、楔状にへこんでしみる原因になります。
症状が悪化する前に治療することをお勧めします自覚症状のない人でも
定期的に歯科検診を受け予防することを心がけた方がいいでしょう！