皆さん、こんにちは!
秋も深まり朝晩は寒いですが、良い季節になりましたね!
さて、皆さんは叩く歯と書いて
「こうし」と言う言葉をご存知でしょうか?
これは中国伝来の気孔術のひとつで、日々行なえば気力が溢れ出し、虫歯にもならないとされいるそうです!
その叩歯で有名な人物が良寛というお坊さんです。
良寛(1758~1831)は江戸時代後期の越後国出雲崎(新潟県出雲崎市)で生まれ、18歳で出家。諸国を遍歴するとともに、多くの和歌や書を残しています。
生涯、寺をもたず、庶民と交わって平易に仏教を説き、子どもたちとよく毬つきをして遊んだり、お酒も好きだったと伝わっています。
良寛は当時としては長命の73歳まで生き、健康法として実践していたのが、叩歯だったようです。
朝起きたら、歯をカチカチと音を鳴らして30回ほど噛み合わせる。塩水を含んで行なうこともあり、まさに朝の歯磨きともいえますね。
ちなみに、江戸時代の儒学者・貝原益軒(かいばら・えきけん)も、健康にまつわる自著『養生訓』に「毎日、時々、歯を叩くこと三十六度すべし。歯かたくなり、虫くはず、歯の病なし」と述べています。
空手の人が拳を硬くするために、荒縄を巻いた板を毎日突くというのは聞いたことありましたが、歯も同じように叩くことで、硬く強くなるのかもしれませんね!
皆さんの歯が強くなるように願いつつ、私もカチカチカチカチやっていきたいと思います!
それでは、また!